想い出の海沿いの道 ひとりきりで歩いてゆく 目を閉じれば聞こえてくる 仲間たちの笑い声が 目にうつる全てのものは 何ひとつ変わらないのに 胸かきたてられないまま 僕だけがすり減っていく きっと 戻れないことは わかってた 振り返るだけで 壊れることも ひとりきりじゃ 誰も愛せずに 探していた あの日の君を 悲しげに揺らめいている 古ぼけた柵を飛びこえ 何かを蹴り上げるように 君の幻を見つけた きっと 戻れないことは わかってた 振り返るだけで 壊れることも ひとりきりじゃ 誰も愛せずに 探していた あの日の君を 愛してたものは どこにもない それだけが 全てだったのに 君の姿さえ 思い出せない ひとりきりじゃ 誰も愛せない もう一度だけでいい 笑いあいたい ひとりきりじゃ 誰も愛せない あの頃に戻り 君に会いたい