水辺で跳ねた記憶が 蘇ることを拒んだ 有り余るほどに捧げたのは 苦しまないで欲しいから 味見だけでもいいけど 足りなくてもうひとくちだけ 飽きてからが勝負どころ 隠し味はひとつまみ 退屈がやってくる 承知で付き合いましょう なんなく飲み込まれ なんとなく終わるの うちわで扇ぐ季節が 見抜いた裸の願いを 待ち伏せた朝に気づいたんだ 何故かこうしていたいの あれやこれやと目移り 嵐吹かせた西の彼も ひとよんで恋の盛り 愛したのはあなただけ 退屈がやってくる 承知で付き合いましょう 隠した味をまだ 当ててもないくせに 何食わぬ顔して なんて勝手なんだろう 契りは交わさずに 心を決めたのに 退屈がやってくる 承知で付き合いましょう 私の隠し味 あなたは気付かない 退屈がやってくる 承知で付き合いましょう なんなく飲み込まれ なんとなく終わるの