少しだけ僕は 時を使い過ぎた 不器用な恋と 夢のために… 生まれた町の外れの 空港を飛び立つ時に 退屈過ぎた日々から 逃げ出せると信じていたんだ 消えかかる夏の日よ、 僕の目の輝きよ 理由なき苛立ちよ、この胸に… 都会をさまようたび、 汚れたスニーカーの 純白のマブシサよ、もう一度… 「哀しみが僕を潜り抜けるたびに 一つずつ夢を奪い去った…」 僕には見えていたんだ 静寂と孤独の中で 風が夏の記憶と 君の笑顔さらって行くのを… 消えかかる夏の日よ、 僕の目の輝きよ 理由なき苛立ちよ、この胸に… 都会をさまようたび、 汚れたスニーカーの 純白のマブシサよ、もう一度だけ… 寂しさに耐えきれず、 眠れない夜には 懐かしいあの日々に戻りたい… 遠ざかる夏の日よ、 遥かなる追憶よ、 美しき誘惑よ、もう一度…