熱

歌詞

苦しませて 熱 ただ ただ分裂してく 増えては消え 繰り返す 「ボクラハヒトツダヨ」って 耳の裏 誰かさん 全ては種族のためと DNAに刻まれたんだ 感情を置き去りにして 破滅を歩む 夢に見た憧れの あの人がご褒美で 丸ごと手に入れば 風邪の日の桃缶みたい 上がってく 上がってけ 鼓動と血 熱がくる もう溢れる好き嫌い なりそうなアンチ 影だけ置いていったなら 愛も臓も欲しいな 欲張る感情が引き潮 津波が来る 忘れ物を取りに来るなら 今がいい 安寧や長調な 心持ちはいらない 不安で窮屈で 悲しいそれでいいの なんだかんだ 楽しむから ねえ 苦しませて 熱 見舞いに来てくれたのね それまで好きだったでしょ？ 壊れたあたしを見て 血相を変えた そりゃそれ面白い そのまま逃げ続けてよ あなたじゃなくてもいいね 鬼ごっこして 怖いのはあなただけ じゃないのよ あたし自身 毎日見る顔でも 今はもう知らない女(ひと) 渦を巻く 排水溝 流れないこのエゴイズム 詰まらせる肉声 「あのこがすきよ」 この熱冷めたら どうかあの人忘れ 海でも行きたいわ 潮騒聴きに行こう できそうかな やっぱ無理かも ごめんね 愛情や優しさなんか 持てずにいるから 築いた関係は 音立て崩れていくわ 面白いね 簡単すぎて 泣けてくるよ ああ 何故こうなって しまったかわからない 流行病の所為なのか 本当に伝えたいことは何？ 純粋な思いだけが 人を動かすなら あたしのこの想いで 動けよ おたんこなす ああまたもう 余計なことを 忘れて わかったもう 今までのこと全部ごめんね ほんとは普通に いい彼女もできるはずよ いい加減に わかってくれよ 「あなたが好きです」