どうにかまだ僕ら寝転んだまま 飽きそうなくらいに空を見て 最後に立ち上がったのはいつだろう あの遠く向こうで誰かが呼んでる 遠く向こうで 早く心臓が伝う本能で今翔んで 君の歓声で裂けそうなほど煩いの 遠くもっと頭上 堂々と上だけ向いて このまま誰も見えぬような明日へ どうしてこの身体の向こうからまた 焦れそうなくらいの鼓動が どうやらまだ僕ら飛べそうだ、ほら 心を引き裂いて翼に見立てた 信じてるんだ 早く想像で歌う心音を今聞いて 早く衝動で透けそうなほど苦しいの 強くもっと頭上 堂々と羽根を扇いで このまま誰も見えぬような明日へ 1人で歩いていた それで良かった筈なのに いつしか二つになったこの音で 早く心臓が伝う本能で今翔んで 君と空へあの太陽も追い越して 遠くもっと頭上 堂々と上だけ向いて 2人は雲を抜けたあの彼方へ