敬虔な祈りと 命を捧げて 安寧のレプリカをずっと探している 誘蛾灯の瞬きに意味を見出すような 無為な営みに心を吸われて 右も左も自分じゃ 分からなくなってゆくんだ 絡まった 思考の果てに 抗った 傷を隠すように 足枷を自分にかける 外せないこれは自由のくびきか 大嫌いだ全部 意味なんて 見つけなくて良い 曖昧なままのドグマは捨てた 大層な理想さ 痛みだって 愛せるように 手を伸ばした 平穏の形に削ぎ落とたエゴが 流した血で固まり切るまで 息をするのも1人じゃ ままならないようになって 涙の跡も誰かに 重なるように泣いている 叶わぬ希望を歌って 声が潰れることを待つ 漏れた息が紡いだのは ただ 救いを乞うた願いだ 大嫌いな 僕の 歪な青写真だって 大概だ 誰も見てやしないさ 何遍も転んで 痛みも 抱きしめるように 笑い飛ばせば 大嫌いだ 全部 大嫌いだ 全部 意味なんて 見つけなくて良い 曖昧なだけのドグマは捨てた 大層な理想が いつか意味を成すように 歩み続けて 僕を探す旅の果てに ケリをつけるよ