"離さないから" そんな嘘を吐いた 間が空いて君は ぎこちない笑顔で答える 急降下して別れ告げる太陽 貴方には明日も その先もまだまだ会えるんだ 変わらないなら せめて約束と運命を信じたい 夕刻に目覚めたナイフが 僕と君を切り裂くから 赤い閃光が滲む前に 今ここでさよならをしよう 淡いハサミで言葉が切られてく すぐそこまで来てる 時間を理解し始めていた もしも迷っているなら いっそ心 溶け合うまで抱き締めたい あとどれくらい居られるだろう もう時計は見ないから 僕らの身体が刻む音を ねぇ さよならまで聴いていよう どうやったって引っ繰り返らん やんやん首振って駄々をこねたって 引っ繰り返らん わんわん吠えたって同じことさ 同じことさ 眩しいフリして目を閉じた そっと触れても良いかな まだそんなこと考えてる あと五分 三分 流れていく 一秒を永遠にしたいよ 夕刻に目覚めたナイフが 僕と君を切り裂くから 赤い閃光が滲む前に 今ここでさよならをしよう 今ここでさよならをしよう さよならしよう さよならしよう さよなら さよなら