世界が全部間違っていて 君が正しいと 最高な理不尽を掲げて待ってるよ 曖昧なのに現実的でどこか冷たくて 熱苦しくて傲慢な嘘みたいな本当さ 嗚呼 ここじゃない何処へと 消えたくなる 嗚呼 自分じゃない誰かに 生まれ変わりたくなる 小さな花瓶の中で 息が詰まってしまいそうで それでも僕らただ根を、手を伸ばす 生きてさえ 生きてさえ 生きてさえ 生きてさえいてくれりゃいい 生きてさえいれば それだけで大生解 生きてさえ 僕の頭の操縦席はとうに空いたのに お節介なほどオートマティックに 鼓動は止まらない 単純なのに変則的でどこか寂しくて 独りよがりで身勝手な美しい醜態さ 嗚呼 この場所が 世界の全てじゃないことくらい 嗚呼 夜は明けて 雨は止むことくらい 分かってんだ 眩しい液晶画面 綺麗事ばかりの歌 僕らが帰る答えは、どこにあるの? 誰が君を縛り付けようとも 突き刺そうとも 君が消えていい理由にはならない 誰が許しても この声が届く限り 僕が許さない 生きてさえ 生きてさえ 生きてさえいてくれりゃいい 生きてさえ 生きてさえいれば それだけで大生解 生きてさえ 生きてさえ 生きてさえいれば 君の存在を不生解にはさせない