軋んだトラック 夜明けを奏でて 赤く腫れあがった空に 歩道橋 鞄の薬投げ捨てて ジミー・ジャズ 月に手を伸ばせ 堕落した天使の 貧乏ゆすりで あの娘を 寝かしつけてよ 生まれた日から 僕が知ってた事 君がいないから 歌うだけ もしも 僕が死んでしまったら そうっと 頬に一度キスをして 涙じゃない いつもの「あざとさ」で なるべく笑ってみせて 軋んだトラック 夜更けを数えて 青白く霞んだ駅に プリントクラブ 色褪せた夏の日を かだふりの雨で 打て もしも君が いつか一人ならば ハナウタひとつ 夜に浮かべるから 欲しいものは ひとつに絞れないの って横顔で 歌ってみせて そう僕らの 夜明けはまだあと少し 「叫ばず」を叫ぶんだろう さようならまでの 2秒と少し ジミー・ジャズ 光を待て