僕の人生に題名をつけるなら 君の好きな花の名前を 僕の人生にあとがきが書けるなら 君への手紙を綴るだろう またひとつめくるページの隙間に 気まぐれに落ちた あの夏の日から 変わらず日々を重ねて いつかは擦れて忘れてしまったとき 押した花の香りに 綴じた記憶が その余白を読ませますように 笑った顔が今もまだ 頭の中 夕焼けに染まっている 変わらず歳を重ねて いつかは枯れて別れてしまったとき 押した花の代わりに 2人の日々が 確かにそこにありますように 変わらず時を重ねて いつかは擦れて忘れてしまったとき 押した花の香りに 移った優しさが変わらず 君に触れますように 笑った顔が今もまだ 頭の中 夕焼けに染まっている