<十六夜セレナーデ 唄:伍代夏子> <詞:吉岡治 曲:弦哲也> ためらいもいつか溶けてく腕の中 強さにあらがうすべもない どうしていつもこうなの なんども恋して 癒えるまもない過去たち未来に 月は昇ってく 運河のマンション 満ちる月 痩せる月 十六夜セレナーデ 足音をいつも忍ばせ去ってゆく 明日に棹さす愛がない シグナルなんかいらない 風吹く三又路 何処へいこうとあなたはあなたよ 月は下ってく ガラスの階段 満ちる月 痩せる月 十六夜セレナーデ 時には冬の鴎が 窓辺をかすめる だから少しも寂しくないから 月はまた昇る 運河のマンション 満ちる月 痩せる月 十六夜セレナーデ