白いシャツが 眩しい空にゆれるたび 君を思い浮かべます 長かった前髪はもう切りました 勇気を出してね 君もついに背が伸びちゃってるかな 会える日が ずっとずっと楽しみです 青い文字は忘れにくいって 聞いたから 青いインクで書きます 自分でも忘れちゃいそうなこと 君が憶えてたなら 魔法みたいだね 柵から乗り出し 叫ぶような君の さよならも青色だったのかな 届くかわからない 届けようとしてないのかもしれない 手紙 臆病になるとき 携帯が鳴り 窓の外で君が手を振ってた あの冒険を想うよ この町にも遅い夏がきて 君の知らない季節が積もる 机の向こうには 忘れられそうにない青 届くかわからない 届けようとしてないのかもしれない 手紙 だめだ まとまらない それでも書かずにはいられないのは 本当の気持にね 気づいたから 翔け出していきたい 翔びこえて会いに行きたい 君に 涼しい風の中 自転車 君の背中でどこまでもいけた あの冒険を想うよ 白いシャツが 眩しい空にゆれるたび 君を思い浮かべます 短くした前髪にも慣れました また手紙を書きます