迎える朝 何度目の事 真っ暗な部屋 子供達の声 頭が鉛 体が鉄 朦朧とする意識と記憶 這いずり回るベッドの上 水槽で泳ぐスタビースクイード 鑑賞用のギンピーギンピー 部屋に散らばるカティーサーク 繰り返されるあの日の映像 深い眠りに落ちていく感覚 揺れる乳房 かきあげる仕草 いつもの口癖 無防備な昼寝 夢だと思って眠ってみるけど いつまで経っても醒めない現実 君はもういない Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set 迎える朝 何度目の事 醒めた夢と横にいる君 穏やかな笑顔 優しい匂い カーテンを開ける 差し込む朝日 全体にへばりつくヘミプテラ 麻酔のように入り込んでくる 喉も頭も口も左手も 肩も目玉も爪も心臓も 髪も産毛も耳も下顎も 腸も踵も尻も陰茎も 麻痺していくような眠ってくような 膝からベッドに落ちていく 迎える朝 何度目の事 真っ暗な部屋 子供達の声 君はもういない Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set Re:set 何億通りもある出逢いから Re:set 君を見つけてしまった確率 Re:set ゴミほどころがる奇跡の中で Re:set 君を見つけた悪運 Re:set 何億通りもある出逢いから Re:set 君を見つけてしまった確率 Re:set ゴミほどころがる奇跡の中で Re:set 君を見つけた悪運 Re:set 何億通りもある出逢いから Re:set 君を見つけてしまった確率 Re:set ゴミほどころがる奇跡の中で Re:set 君を見つけた悪運 Re:set 何億通りもある出逢いから 君を見つけてしまった確率 ゴミほどころがる奇跡の中で 君を見つけた悪運 Re:set