何をすべきかわかっている それはこの血が知っている 僕が生きてる今日という日は 父が生きたかった明日の続き 繋がれた生命がここにある 君の旅が脈打ってる 血の轍を走ってゆく 幾千億回の鼓動 とても小さくだが確かに 握り返してくる掌 僕が抱きしめるこの体温は 父が愛したかった家族の未来 淀みなく とめどなく 刻み続ける鼓動 流れる血が教えるものは 生きる意味 生きる道 流れる血が導くものは 今日の意味 明日の道 時に水は濁り 時に清流となり 人それぞれの大河があり それぞれの定めがある もしもあなたがここにいたなら 君の掌を握ったなら 君の体温を抱きしめたなら どんな笑顔で笑っただろう 淀みなく とめどなく 刻み続ける鼓動 愛がもし傷を負ったら 愛でしか触れない 愛がもし壊れたならば 愛でしか守れない 君はやがて誰かを 傷付けてしまうだろう 君もまたきっと誰かに 傷付けられるだろう 僕が傷付けた人たちと 母が守った家族の日々と 僕が逃げ出した故郷の風と 父が帰りたかったあの家と 淀みなく とめどなく 刻み続ける鼓動 父と母から 繋がれたこの鼓動 流れる血が教えるものは 生きる意味 生きる道 流れる血が導くものは 今日の意味 明日の道 父の旅は僕の旅になり 僕の旅は君の旅へ 血の轍を走ってゆく 幾千億回の鼓動