例えば八月の夏の海 煌めく砂浜のお嬢さん 祭囃子 熱い眼差し 君のうなじ 寝転んだ二人の 胸の青さが 空を染めるよ ミツヤサイダーのような恋がしてみ たいんだ 君はサイダーのように 夢にはじけるよ さよならも言えないよ まどろむ 江ノ島の鳶のよう 揺らめく 下北の坂道も はしゃぎ回り 俯く二人 夏の終わり 振り返る二人の空の青さも 嘘に消えるの? ミツヤサイダーのような恋がしてみ たいんだ 夢は毎晩のように君の甘い嘘を見せ る 無限グライダー この空をいつか泳ぎたいんだ ミツヤサイダーのように 君のいた夏は はじけて消えた