・・・♪♪♪・・・ 踏切りの側に 咲く 秋桜の 花 揺らして 貨物列車が 走り過ぎる そして 夕陽に 消えてゆく ・・♪・・ 十四の頃の 僕はいつも 冷たいレールに 耳をあて レールの 響き 聞きながら 遥かな 旅路を 夢見てた ・・♪・・ 思えば 遠くへ来たもんだ 故郷 離れて 六年目 思えば 遠くへ 来たもんだ この先 何処まで 行くのやら ・・・♪♪・・・ 筑後の 流れに 小鮒釣りする 人の影 川面に ひとつ 浮かんでた 風が 吹くたび 揺れていた ・・♪・・ 二十歳になったばかりの 僕は 別れた女を 責めながら いっそ死のうと 泣いていた 恋は1度と 信じてた ・・♪・・ 思えば 遠くへ 来たもんだ 今では 女房 子供持ち 思えば 遠くへ 来たもんだ あの頃 恋しく 思い出す ・・・・♪♪♪・・・・ 眠れぬ夜に 酒を飲み 夜汽車の 汽笛聞くたびに 僕の耳に 遠く近く レールの響きが 過ぎてゆく ・・♪・・ 思えば 遠くへ 来たもんだ 振り向くたびに 故郷は 思えば 遠くへ 来たもんだ 遠く なるような 気がします 思えば 遠くへ 来たもんだ ここまで 1人で 来たけれど 思えば 遠くへ 来たもんだ この先 何処まで 行くのやら ・・・・♪♪♪・・・・