ねえ君 そんな風に分かった顔して ねえ君 ホントのとこ分かってないでしょ ねえ君 そんな顔して見つめていたって ねえ君 向こう側が透けて見えるだけ ゼロとイチの羅列じゃ広がる世界の ほんの一部の何もかも理解不可能 さあ君 いよいよムリになってる さあ君 そろそろ 明け渡す時期 さあ君 もういいからお手上げだって さあ君 言っても呆れやしないよ 何ひとつ読めないリールの音だけ ひたすらに追っても何もわからない 行くよ そこから 見える向こう側へ 連れていくから手を出して こっちを向いてよ ねえ君 聞いてる? この音 光った文字列 ねえ君 聞こえる? ねえ君