揺らめく影を落として 映したその光 紡いだ僕の記憶に 消えてしまう 貴方を遺して その最期の時 今優しい嘘で 哀しみを解かせるなら まだ叶うように 強く願った 声を辿って夢を彷徨う 届かない時を描く 振り返っても戻れないなら その先の理想へ たとえ世界に 振り払われて 傷ついた幻想でも 響け貴方へと 変わらない想いを 喪う痛みを恐れて 誰もが目を背け いつしか望んだ理想は 追いかけては 擦り抜け崩れた ねぇ何処にあるの ねぇ何をすれば 貴方へと続くのかな 木霊した声に 耳を塞いだ 満たされた悦を 幸せと呼ぶなら そんなものいらない 僕が望む不幸《セカイ》を 見せて・・・ 声を聴かせて 貴方の言葉 届かない夢の中で 振り返っても 戻れなくても また翼広げて 留まらないよ 聴こえているよ この闇の中にいても だから もう一度 変わらない夢を描く