星の旅路で僕たちは出逢った いつの間に眠ったのか? ケンタウルス祭の夜 きみはこんなによく喋る人だと 教室じゃ気付かなかった 外は十字架星団 月あかりが撫でるきみは 夢みたいでとてもきれい カムパネルラ きみのことを忘れない 生きることはマボロシだと 彼らは言うけど ふれたきみの思い出が ナイフのように いたみばかり教えるんだ 僕はたやすくあさはかな希望を 言葉にする悪い癖で きみを傷つけたかな きみの笑顔の裏側の痛みに 気付けなかった自分が 今でも大嫌いだ 漆黒の夜空は宇宙 人は無数に彷徨う素粒子 カムパネルラ きみはいまどこにいるの 終点の先の駅で また会えるんだろ? 透明になったきみの気配と声が つむじ風と戯れた 138億光年の孤独たち 呼び合って カムパネルラ きみのことを忘れない 生きることはマボロシだと 彼らは言うけど ふれたきみの思い出が ナイフのように いたみばかり教えるんだ 13月の街でまた