月になって ただ光って 果てしない 海を泳いで 悲しい心も許して 生きているように踊って あの角 一度曲がって 長い階段を下って 私の部屋だけ目指して 青い太陽が叫んでる 長い髪に 宿る生きてきた言葉全て 過ぎた夢の 色を探すあなたの鳴き声 眠る前 肌を揺らして かかる息を少しのんで 伸びる影を見て笑って 私の中、溶けるように 汗ばむ 肩を辿って 欲しいもの全て選んで 何か失って気づいて 痛みだけを頼る前に 赤い瞳 言いきれることに溺れる午後 若い肌を かざる皴と太陽の印 長い髪に 宿る生きてきた言葉全て 過ぎた夢の 色を探すあなたの鳴き声 見覚えのない庭で 永遠に喋り続けて 孤独は煙の中で 少し経って 忘れて ひょっとして あの電話も あなたからの戯言ね もう遅い夕日の前で 寂しがる 弱音を吐いて うなずいた あの子たちは アスファルト咲いた花だった 睨んでいるのに 立って 立って ただ祈って ただ称えて 一つになれず 知らない命 集めて首に飾る