サイを振り悩んだ無重力の中で 答えは出ないままいつもの朝が来る 眠らなくちゃ明日また今日同じ様に 色気ない一日が僕に微笑みかける 携帯はまた軽くなって 文明の力に平伏して 世界のどこでも衛星は僕を見ている やりすぎぐらいがちょうどいい 誰でもどこかは変態で 足並み揃えたふりして頭抱えてる あきらめる癖がついて 積み上げて来た物は 年輪を貼り付けた空っぽのビンの中 都会では夜は眠らない ディナーは一人で楽しんで インターネットで 恋も自殺も出来るから すねてる理由が分からない 何すればいいか分からない 前を走ったつもりで一周遅れてる サイを振り悩んだ無重力の中で 答えは出ないままいつもの朝が来る 人より目立ちたいと言って 金具だらけの顔になって 自由が増えても個性は逆に育たなく もしも許される事ならば 幼き記憶をたぐりよせ もう一度あなたの胸に抱かれて 眠りたい 張り詰めてる糸は もうすぐちぎれそうで 触れることも出来ず 眠ったふりをして サイを振り悩んだ無重力の中で 答えは出ないままいつもの朝が来る