不格好な台詞を 何度も繰り返しては 逃げては重ねる あの甘い言葉 色を ひたすらに追いかけて 分かっていた 甘い甘いあの味で 満たされる明日じゃないな 欲しいのはただ綺麗な今日だ 飽いては途中だった 真っ白な紙に自由を描いていく 酷く固まった筆でも 見てほら 君と見たまま 色褪せぬ様 忘れられないから 日が落ちた赤 青暮れた空 夢中になっていく 思いだけが駆けていった 追い風が怖く感じた 小さな手に持てない程 余りある愛が 気が付けば満ちていて 分かって欲しい 色の無いこの日々が 僕には無限に見えるんだ どんな色でも塗ればそれが答えだ 何度も叫んだんだ 形のないもの 理想を描いている 歪んだパースでも思うままにさ 描いては夢中だった まっさらな紙を自由で埋めていく 混ざり合わさった色でも 見てほら 僕が見たまま 色褪せぬ様 代わりはいないから 日が落ちた赤 青暮れた空 自由を映している