あの日通じていた扉の鍵穴はまだ 今も朽ち果てずにそこにあるか この声は誰かに届いている? 物語は終わっちゃいないんだ 優しい朝じゃ退屈は隠しきれない 曇りガラスの瞳に虹をあげる なにも置き去りにはしないよ 手を伸ばせ これが最後でも構わない 僕等の"今"を使い切って 二度と戻らない瞬間だからこそ 照らし合う一秒を逃さないでいて 歌えるだろう? 僕等はまだ新しい歌を 雨上がりの空に 羽を伸ばす蝶のように 罅割れた世界の殻を破って 君を今すぐ迎えに行くよ 手を伸ばせ これが最後でも構わない 僕等は"今"を使い切って 誰も同じままじゃいられないから 一瞬の煌めきを追いかけているの 聴こえるだろう? 僕等だけの終わらない歌が