いかにも蜉蝣のようだ 闇の底で笑い途絶えた 枯れた空を切り裂いた銀色の羽は もう割れて飛べない 判らない事と解った ゴミ溜めの中へ落ちたままで 理解した 枯れた空を切り裂いた銀色の羽は もう割れて飛べない 泣いた泣いたセルリラ いつかきっと飛べると 泣いた泣いたセルリラ あんなに遠く月とオーロラ 向かい風でも目を背けない あんなに遠く月とオーロラ光る 俺は痩せた煙草のように 蜉蝣の唄を唄うだけで生きていた 枯れた空が目に沁みて流した雫も もう信じられない 立った立ったボロボロ いつかきっと話すよ 立った立ったボロボロ こんなに脆く崩れてくのに うそぶいていた意地もないのに こんなに脆く 泣いた泣いたセルリラ いつかきっと飛べると 泣いた泣いたセルリラ 立った立ったボロボロ いつかきっと話すよ 立った立ったボロボロ あんなに遠く月とオーロラ 向かい風でも目を背けない あんなに遠く月とオーロラ光る