今日の空が何色とか 桜が咲き始めたとか 僕には分からない 何にも分からない 締め切ったカーテン 四角い箱の中 久しぶりに開く画面に 写ったのは懐かしい顔 友達はみんな 幸せそうに見えた 羨ましくなんかないけど これは僕が生きる為の 必死に息をする為の術で 愛情もいらない 友情もいらない ただほんの少しだけ… 僕の心に寄り添ってくれる 僕の涙に気づいてくれる それだけでいい、 たったそれだけでいい。 優しい言葉なんていらないの 好きな歌を見つけられたこと 少しだけ早く起きれたこと そんな小さな幸せをただ あなたにも聴いて欲しいなんて 贅沢かな 溢れ出した味気ない言葉 触れないこころが ひとつになって ふたつになって また離れてゆく 僕は僕で 耳すまし手を重ねられるのは ボクしか居ないみたい痛いみたい ただほんの少しだけ… 僕の心に寄り添ってくれよ 僕の涙に気づいてくれよ あなたがそっと頷く度に それだけで眠れる気がするの なんにもない日々が欲しいとか なんでもない僕で居たいとか 本当はそんな訳じゃないんだ 誰かと同じ幸せを生きてみたい ほんの少しでいい、 ただ少しでいい。 あなたと同じ幸せを生きてみたい