ふらふらの心を 透明な瓶に詰め込んで ぐらぐら人知れず 後悔を思い出と呼ぶよ 言葉の合間に 隠した本当のことを 探るような仕草の意味はもう 無いからね 音を鳴らせ 青い夢を見せてよ 頬を濡らした雨の日を泳ぐよ ふらふらよろけたら 妄想で両目を塞いで ぐらぐらしてたなら 「まあ、しょうがない」と諦めて 確かに この手に僕だけが宿すこの温度を 繋ぐような仕草の意味はもう 無いのかな 音を鳴らせ 青い夢を見せてよ 心揺らした透明をなぞるよ なんて綺麗な光景だろう コントラストが滲んで痛くても 瞬くような日々だけを憶うよ 音を鳴らせ 青い夢の途中でしょう? 振り止めば雨の記憶も光るの 音よ響け! 青い夢を見せるよ 月が照らした幻を歌うよ 拝啓、いつかの名もない僕へ こんな続きは想像と違うかな 夜を越えて届く夢の続きに 宿る音を聴いてよ
