そう頬をついて街を眺めては 溢れる思い波に委ねる 「退屈凌ぎよ」背伸びしたあなた 赤い文字の向こう 嘘を吹かせる 溺れてしまうわ都会の海 弾ける夢の泡ひとつ 離れてく世界に思いを残して 剥がれたその鱗があなたの綺麗な 首飾り 「またね』 最後に残す鼻歌混じり愛の歌 知らないフリをしてまた消えていく 「忘れたくないよ」 そう頬をついて街を眺めては あの時をふいに思い出す また海底を見に行こう 知らない世界を2人で知ろう お互い元気でね 離れてく世界に思いを残して 剥がしたその鱗をあなたが埋めて 「またね」 最初に流した2人の景色を 忘れないでね 春の歌