不安に紛れ 生まれた鳥が 飛び立つのなら 空は笑うだろうか 無限に咲かす 戸惑いの花 重ねた時の 重さに揺れる 過ぎる季節を ただ捲っていた 開けた口も 塞がぬまま 淡い夕焼けさえ 呆れた顔で 沈む水面の中 残した面影が 誰かに届くのなら 叩いた胸の中 「忘れない」なんて叫んだ 心がいつまでも 笑えないから 不安を抱え 埋めた言葉が 旅立つ空に 星も並べようか 浮かんで消える 後悔の中 行き交う時の 針が指差す 過ぎ去る路を ただ歌ったんだ 乾く目も 潤わぬまま 月の青さにただ 浮かない顔して 光る水面の中 残した思い出が 静かに眠る夜は 覗いた夢の中 「離れない」なんて誓った 震える声さえも 聞こえないよな 曇る影もない 足元に 囁いた風が 笑って 明日を見ている きっと 誰かに背を向けながら さよならを 告げにきたんだろう あてもなく 息を止めていた 沈む水面の中 手を伸ばていたのは 朝日が 微睡むから 弾む心の中 響く声に従った 空に帰る時も 笑いたいから
