持て囃す美しのその切れ味の良さを 品定め 余り物同然の不幸の火種を品定め 神がなんだと言われると庇う 奴だけが選ばれるのさ よく見りゃあ 目の前に 気紛れの札があるでしょう? そうね たった1度きりの人生謳歌とは 言うものの そうよ たったひとりごとき萎れて朽ちても 何も言うまい 花だった 移り気を堂々巡りする資格もあり 街中で愛される わたし気高い娼婦だった はてさて 生命は平等と謳う輩は 理解るのかしらん? なぜその浅慮な思想を掻き 消されずに済むのか そうね 花は美しいから花瓶で 愛でてもらえるように そうよ 人も美しいほど愛し愛されるもの そういうもの 諦めた生命ほど生かしまた 落とすの品定め それで愛もわからずに死さえまた 夢見の品定め 神がすべてとは言わないが采を自ら 下したくはない …なんてね謙虚なふりもするわ 弱き者の性 そして 枯れるまでの甘い、 ほんとに甘い記憶は 葬祭を待つ幾年の間に噛んでは吐き 出して そうね たった1度きりの人生謳歌とは 言うものの そうよ 人は美しいほど愛されるのだから そうよ わたし美しいから何度も 選ばれてしまうの
