交差点の真ん中 ため息の群れ 君からのへんじ 渋滞みたいに届かない カーラジオのメロディも 今日はちょっと遠くて 心だけが先に進んでいく 信号待ちの時間さえ 君を想う 理由になってる 何度も深呼吸をして 鼓動だけが急ぎ足になる 赤いライトに照らされて 止まったままのこの気持ち 追いつけないほど 近くにいるのに あと少しで届きそうで クラクションが響いて 現実に戻る ヘッドライト越しに見えた横顔 言葉にできない距離感さえ 愛しくて、悔しくなる 誰よりもわかってる それでも伝わらない 何度も深呼吸をして 鼓動だけが急ぎ足になる 赤いライトが変わるまで この想い 飲み込んでた 君の呼吸に重なるリズム 交わる瞬間を待ってる 急がなくてもいいって 自分に言い聞かせた夜 でも本音は今すぐに 「好き」って叫びたいんだ 赤いライトに照らされて 何度も立ち止まったけど 青に変わるそのときこそ 本当の声を 届けるよ 街が動き出す瞬間に 心のブレーキを外す 君のほうへ 迷わず進む シグナルが青になるそのとき きっと、答えを出せるから
