さて、どう生きようか?

歌詞

下を向き 悩み苦しんで 答えが出たら上を向いて ノートに向かう俺ですが 今下を向き 悩み苦しんでます 先が未だぼやけてる 悩み明かし 苦しむも答え出ず ノートに文字を書き 答えを見つけようと 見つからないままに向かった 養いたい人がいるんだ その人のために生きていくんだ 自分は二の次でいいんだ その子が好きだ その子は美人だ 大学三年 ラップをやめ 職に就いた方が人生安定 「全然大丈夫 俺やめれるよ 毎日仕事に励めるよ」 髪を伸ばし スーツを着て就活 動き始めたの昨年の十二月 いろんな会社を回った 「社会のクズ」 の意味が生々しく分かった 一次面接 集団グループ キャラを演じ全然通過する 厄介なのが二次面接 「志望動機」 「どういう社員になりたい?」 一次で威力発揮した音楽活動の話が 足を引っ張る 「どうして社会人に?」 「音楽は続けてくのですか?」 「結婚したいからです」 これは照れつつもちゃんと答えれた 「音楽はやめます」 覚悟あったがその時口が言葉を 拒んだ さて、どう生きようか? たくさん人がいるその中の役割 さて、どう生きようか? たくさん人がいるその中の一人 さて、どう生きようか? 掴むとはまずは何か手離すこと? さて、どう生きようか? さて、どう生きようか? 「絶対いける」自信はあった 二人分稼ぐ自信なかった 何より 結果出すまでの間待っていてくれる 自信なかった あんたと出会ってヒアイズハピネス ラップは二番目の夢になって ただ二人幸せに暮らしたい それが一番の夢になって そのためには就職かと? 安定 保証 家計も潤うだろう? 一番の夢が叶うんだったら 何にもいらない 何でも出来る たくさんの人に支えられ 続けて来れたラップでさえ たった一人のためにやめれる俺は 無責任な奴なわけです ラップを始めてもうすぐ三年 少しずつだけど 状況変わって ただがむしゃらに走ってきた 日々に力みなぎっていた 夢が少しずつ現実に 同時に増す現実味 三年に生んだ稼ぎ 平均年収にもなんねぇし たとえ出した一枚で一年分稼げても 来年は分からない 「アイデアが底を尽きたら?」 先まで考え過ぎかな? そりゃ考える どんなに先でも いつかは今になんだから なんせ俺 人生の分かれ道 弱気に不安になったんです さて、どう生きようか? たくさん人がいるその中の役割 さて、どう生きようか? たくさん人がいるその中の一人 さて、どう生きようか? 掴むとはまずは何か手離すこと? さて、どう生きようか? さて、どう生きようか? 面接三戦三敗 自分を否定されたみたいで嫌だな 揺らいだ気持ちじゃどこも通らない やりたい仕事がない 言葉を扱う職業? コピーライターの会社にエントリー 選考品提出 「HERE IS HAPPINESS」 普通に落ちた 何もしてないとちょけてた 友達さえもが一日二社のペース どんどんエントリーの締め切りは 迫る ゼロ地点で冷や汗かく 人生の全てが決まる気がして 逆に動きがとれなくなって それでも時間は流れて 焦り泣きたい気持ちになった 結局みんなみんな離れて 全て失ったり? 笑えねぇ ストレスが日々にヒビを入れたら? 帰るだけ 暗い家ん中 なんちゃら保険 なんちゃら保険 所得税? ちょっと多くねぇ? 目ん玉血走らし吐き捨てる 「生きづらい世の中だな」 いつものノリででかけたクラブ いつものノリで挨拶した時 この世界を離れることを とてつもなく怖いと感じた ここで会った人はみんな好きだ 楽しくて 輝いてて 適当なとことかも好きだ 夢を見てるから好きだ 「変わり者」 と苦い顔された個性さえ 「オリジナル」と称され この世界以外で俺 人から「やばい」 なんて言われないだろう 馬鹿にされ 真面目と疎まれ 隅にいた俺が辿り着いたすみか 存在を認めてくれる ありがたく ステージ上 光がさす 留年でやめたボクサーが チャラチャラした奴を見て話してた 「誰もがなれない奴になる」 俺も激しく頷いた どうしてる? 夢を見てる? 俺もどうやらこれには本気です “夢＋現実＝未来” 殴ってばっかだった壁に書いた 初ライブで「これで食うから」 と言ってのける若気の至りバイブス それが足んなかった 忘れてた 「売れな」じゃなくて 「売れてやる」 就活してると言ったら 寂しそうな顔した友達サンキュー 就活してると言ったら 驚いてくれた友達サンキュー 巻き込む人よ ごめん 俺これにもう少し情熱を注ぐわ そこからでも遅くは 約束の日までに出来なきゃ働く 家を買おう 車も買おう うまいもん食おう 旅行にも行こう 「夢」と呼ぶと嘘みたいになるから ほかの良い呼び名はないかな? 金になんなけりゃ 続けも出来ないし 紆余曲折もたぶんするだろう 「目標を見失わないように 続ければ辿り着けます」 逃げてるように見えるかい? けど走り出せたことは事実 確かに壁に背を向けたが 目の前にもでかい壁はあんだ 好きなことをして働きたい その好きなことを人は夢と呼んだ? 「俺はこれなんだ」 言い聞かすように ありきたりな 「これしかないんだ」 働き詰めで9割仕事なら 求める生活はその1割 三足の草鞋履き 足 裸足 「これで大金持ちになりたい」 失う時はでかいから 恐ろしく不安になる夜もある けど弱音はあの晩一度だけ もう吐かない 虚勢も張らない ギャンブルをしない 俺が唯一した ハイリスクハイリターンな博打 オッズは“富”“名声”“幸せ” ベットはたった一つ“人生” 夢の見過ぎとか おめぇ飲み過ぎとか いちいち弁論出来ないから 一日でも早く現実にして 一気に同時に返答する 安心しろとか 信じろとか そんな言葉に意味はないから 一日でも早く現実にして 「待っていてくれてありがとう」と いつか現実が追いつかす 迎えに行くから 人生のテーマ 夢は死んでも捨てんな