あの日もこんな冷たい雨でした 外灯も無く影を潜めて とても綺麗な後ろ姿でした それは容易に僕の引き金を引いた どうして君は動かないの どうか消して この雨と化して その手で壊して この罪以上に 裂いて跡形もなくなるまで バラバラに裂いて壊して壊して 壊してほしい 夜の色は黒だと信じていた 罪の意識さえ塗り潰せるような とても綺麗な後ろ姿はいつか 僕を世界から連れ去ってくれるかな それでも夜は僕を拒絶する どうか消して この雨と化して その手で壊して この罪以上に 裂いて跡形もなくなるまで バラバラに裂いて壊して壊して 壊してほしい 君は最後に何を伝えたかったの ねぇ 鉄の檻に守られながら これ以上生きられないから 「許されぬ罪に優劣など 無くていい」 だから泣いて この雨と泣いて あの日を悔やんで もう戻れないから 泣いてこの空が泣き止むまで その後は裂いて壊して壊して 壊して どうか消して この雨と化して その手で壊して この罪以上に 裂いて跡形もなくなるまで バラバラに裂いて壊して壊して