薄らぐ影が 現実に帰る事を止めて 突き付けられた裏の 匂いが纏わり付く ねじれた刃 幾度にも閉ざしても 貫いた胸の数 流れ行く感情に 壊される 青き嘆きの中で 冷酷に成り切れず 血を浴びる 理由さえ 既に見当たらない 慰め無きままで 殺して この私を 止まらないの 使い捨ての罪の鼓動が 耳から抜け落ちて 苦しみすら 痺れた右手じゃ隠せもしない 涙にまかせ 気休めでも探せるのならば 割れたガラスも 目立たないようにと映るでしょう 終わらぬ痛みよ 迷い込み鳴らしても 所詮は未熟な嘘 腫れ上がる慟哭は 騙せなく 名も無き体だけど 抜け殻じゃ無いんだと 吐き出すが 無情にも 祈りはclose down 悲しき夢の中 息継ぐ暇も消えて 闇雲に飛ばす 言葉は虚無を切り裂く 狂い始めてる 銃を抜いて 目的無き定めが動くの 撃ち切る 手をかけ 殺して この私を 急所で良いから 憂いを断ち切りたいの 枯れ行くパトスでは 破れるだけ 痺れた右手じゃ抱き締められない