どんな言葉で繋ぎ止めても ただ解けて消えていく いつか交わした約束さえ もう苦しめるだけの呪いみたいだ 誰も解けないそのパズルは僕らを 閉じ込め 正解(こたえ)のない諍いだけで埋め 尽くした 抱きしめるだけで答えが 見つかればどれだけ救われる? 割れたグラスを拾い集め滴る血に あの日に描いてた永遠の時が映り 込む気がして 傷跡をなぞる 途切れて消える思いに身を委ねて もう二度と届かない場所へ いつしか貴方がくれた温もりを 腕(て)に もう泳げない身体で 不埒(ふらち)な願いだとしても 今の僕に残されたこの場所は ただ生きるには眩しくて 息もできなくて惑う 千切れる程に叫んで愛を求める 程の勇気はもう無くて 深い深いこの場所で貴方の声をただ 思い返してる この逆さまの世界から見える碧と 滲む光の先で ただ深く深く沈んで昇ってく 届かない場所へ 途切れて消える思いに身を委ねて もう二度と届かない場所へ いつしか貴方がくれた温もりを 腕(て)に もう救えないとしても 途切れて消える思いにそれでもまだ もう一度記憶を託して 貴方の幸せを願う その先に僕の居場所が無いとしても ただ一つ願いが叶うとしたら もう一度貴方の胸で いつか見た泡沫(うたかた)を 腕(て)に 抱きしめてもう一度だけ 生きせてよ