「やりたいことは何ですか?」 「個性は何処へ消えたのか?」 「ボクの願いは何でしたか?」 「認められたかっただけなのに。」 「愛してる」とか 「大好き」だとか ありふれた言葉が嫌いだった 遠く離れた世界のことなど 好きになれる訳もなく ボクには間もなく感情が生まれて 伝えることへの願望を知る 共感欲しくて お涙欲しくて 伝える為の手段を学んだんだ テンポ心地よく 跳ねたリズムに 頭に残るメロデイ載せて 難解な言葉を使わぬようにして 誰にも刺さる歌にするんだ! ねえ この歌は誰の歌? そうさ この歌はボクの歌? なら個性を見出して? ねえねえ何処? ああ 個性は見当たらず この歌はありふれて そこら中に落ちている歌と 変わらないや 「頑張る」だとか 「必死になる」とか 今まで経験したことなくて 理屈使って生きてきたけど これほど嫌なことはなかった 良いこともあった 少しだけだけど聴いてくれる 人もいた 最初の願いが叶いそうなのに ボクだけ心地が悪いんだ ありふれたテンポに ありふれたリズム つまらん音に反吐が出そうだ ありふれたメロデイ 嫌った言葉も 気が付けば使っていたんだ ああ 個性は消えていた! 願いを叶えているはずなのに! どうして涙が止まらないの! どうして どうして ねえ! ねえ 個性を返してよ ひとり惨めに泣き叫ぶ もう誰にも届かないと 知っているけど ならせめて夢だけは もう叶えるしかないよ もう個性は捌いたから 夢しかないや ねえお願い聴いてください。 どうかこの歌聴いてください。 この願いを覚えててほしいの。
