1番乗りの始発列車で街を出よう 目的地は海の向こう 夏の端っこから逃げるように まず思い出した 明日の予定と 数え出すと限ない後悔を 君が全部飲み込んでいく 高い空を連れて 「忘れないで」なんて言わないで 思い出じゃない君と 繋いだ未来が今 ここにあるのさ いつまでも離さないで! なんて胸の奥で鳴り止まない 我儘を夏に閉じ込めたなら 君の声が優しくって 痛くなった 太陽が浮かぶ海 青が無くなった空を見つめた 一番星に2つ重ねた願い込めて 目的地は夢の向こう さよならの時は 泣かないでいようねって 守れない僕 変わらないかな 来年も夏は来るけどさ 今の君をもっともっとって 止められないから いつまでも終わらないで! どんな僕だろうと好きでいてって 我儘も笑って許してくれるかな 夜の風が涼しくって 痛くなった 君にだけ浮かぶ月 僕らの距離を映す星空 いつまでも離さないで! なんて胸の奥で鳴り止まない 我儘を夏に閉じ込めたなら 君の声が優しくって 痛くなった 太陽が浮かぶ海 青が世界を染めていくんだ いつまでもそばに居るよ 空の青が薄くなっても 痛くないさ 君が好き それだけで 寂しくなんかない 夏の終わり
