キラキラと遠い何万の言ノ葉も 取り繕えない 喩えるならば私はそう “ギラギラ” クリスタルの欠け剥ぎ 取ってここまで 自分のものにして醜くなれたら 触れたとこからひび割れ黒ずんだ 金魚になって泳いでみたいとか 鯉に焦がれ焼けてしまいたいとか 死んでもわたしは思わないけど 勝手に取るよ わたしに入んないで わたしによく似た 夜MarineBay暗泥 自我を持ち始めた 棘が我を刺す 蒼去る 可哀想な人生ではないよ 何かに手出すことは 新しい傷を作ることだ この詩と引き換えた いびつな依代の在処 鼓動浮足が立ち 新たな羽は未だない なら私はただ 醜いあひるの子のままだ クリスタルの欠け剥ぎ 取ってここまで 自分のものにして醜くなれたら あの日 諦めかけたカケラに 当てはまることはなくて けど新たな 隙 好きに乗せ揺蕩う クリスタルの欠け剥ぎ 取ってここまで 自分のものにして醜くなれたら
