遠い空の果てに 想いを託した 滲む月夜の夢 まだ見ていたいの? 強くあろうと願うほどに 乱される弱さすら愛おしいの 胸に灯る光の羽根 焦がれぬよう抱き締めた 目指す先に救いがないとしても 夜が明けた世界は美しいのかな? 手を伸ばした 未来が消えぬように もう一度貴方の頬に触れるように 定めに迷う日も傍で 歩みゆく貴方の道標となろう 叶うのなら忘れないで 還らぬ夜全てを捧げるから 遥か胸の奥に 思いを隠した 握り締めた手には 何が残るだろう 宵闇に取り残されて 灯される火のあたたかさを知るの あの日夢に見た未来を 離れぬよう焼き付けた 定めを呪う日も傍で 歩みゆく貴方の道標となろう 叶うのなら忘れないで 還れぬ夜全てを捧げるから 瞬く星 手を翳して 眩さに目を細める 祈りは 歩むために 影を照らすように 昇る陽に翼広げ 降りそそぐ痛みに立ち向かえるなら どんな闇夜も越えて行ける 声よ響け その手を掴む日まで