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飛鯨五十二号

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  • 2023.08.25
  • 3:27
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歌詞

愛車の飛鯨五十二号が 君の街に着く頃 もう待ちくたびれたわと 眠っていないだろうか そんなこと想いながら ペダルを漕ぐよ 窓辺で読んだ古い話 あなたの迎え待つ頃 硝子窓 礫を打って ちゃんと知らせてくれたね 「窓閉めてなかったら どうするつもりだったの」 困った顔のあなたも好き 君を自転車の後ろに乗せて 坂をゆっくり登っていく この街を見下ろせるとこまで 着いたら お願いだ、 僕を下の名前で呼んでくれないか! 目に映る限りの光集めて 子供の頃のように君が笑う ねえこのまま時計の針が 止まったなら? "世界を二人占めしたみたい" 言えないけど思ってたの 眠れない夜の空に 何度でもなぞっていた 喉元から数十センチ ここならもう届くかと 震える胸に揺蕩う熱は きっとこの夏のせい 男の子の事はよく分からないけど あなたのこと何だって分かってるわ 夜の光 ふたり珊瑚礁の真上で 少しだけ目を瞑ってて 初めてのキス それはこの世の全てで 子供の頃のようにふたり笑う ねえこのまま次の宇宙が 始まるなら? "あなたを一人占めしたみたい" そう言って目を閉じるの "世界を二人占めしたみたい" 言えないけど思ってたよ

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