夜明けの街で すれ違うのは 月の残骸(かけら)と 昨日の僕さ 二度と戻れない 境界(さかい)を越えた後で 嗚呼 この胸は疼(うず)いてる 振り向くたびに せつないけれど 君の視線を 背中で受けた 連れて帰れない 黄昏に染まる家路 嗚呼 涙隠して憂う Sunday 君無しでは 夜毎眠らずに 闇を見つめていたい マリン ルージュで愛されて 大黒埠頭で虹を見て シーガーディアンで酔わされて まだ離れたくない 早く去(い)かなくちゃ 夜明けと共に この首筋に夢の跡 愛の雫が 果てた後でも 何故にこれほど 優しくなれる 二度と戻れない ドラマの中の二人 嗚呼 お互いに気づいてる 棄ても失くしも 僕は出来ない ただそれだけは 臆病なのさ 連れて歩けない 役柄はいつも他人 嗚呼 君の仕草を真似る Sunday 好き合うほど 何も構えずに 普通(ただ)の男でいたい ボウリング場でカッコつけて ブルー ライト バーで泣き濡れて ハーバー ビューの部屋で抱きしめ また口づけた 逢いに行かなくちゃ 儚い夢と 愛の谷間で溺れたい マリン ルージュで愛されて 大黒埠頭で虹を見て シーガーディアンで酔わされて まだ離れたくない 早く去(い)かなくちゃ 夜明けと共に この首筋に夢の跡 だから愛の谷間で溺れたい