名前をつけて

歌詞

あのドラマの続きは 録画しておいたから 先にご飯にしましょう 冷めないうちに ぼさっと立っていないで お茶ぐらい注いでよね 君は慣れた手つきでご飯を作る 片付けは後回しで いそいそとテレビをつけ あのドラマたしか今日が最終回 台本通りの場所でさ やっぱり泣いてしまって 涙脆いやつだな とか笑ったり なんでもない時間が なにより大切で 神さま僕等にそっと 名前をつけて 星のように 今日はどんな日だった 今度はどこに行こうかい 他愛の無い話をして夜は更ける 小さな部屋に明かりを 灯して宇宙が広がる 特に終わりも決めずに話をしよう 眠たくなったらそこで 今日一日は終わり そんなどこにでもある 小さな夜 特別なことだけが 特別じゃないんだな 神さま僕等にそっと 名前をつけて 星のように 僕等はいつまでもずっと 些細な争いをしたり 笑い合ったりできるのかな いつかは忘れてしまうとしても せめて今だけは さよならの言葉は 哀しい響きだから 君の隣でずっと居れるように 願っているよ おやすみなさい