誰もまだ知らない夢と 夜更かしした頃は 見上げた空に 散らばる星も近く見えた 歩道橋から 見下ろした街は今 さみしげな光が 揺らめくけど 小さな強がりでも 前を向ける魔法になる あなたに誇れるような 物語がまだ描けるなら 泣いたり愛されたり生きてみるよ 星のないこの街で 一人じゃない そう思えるから 歩いてゆける 少しずつだって手繰ろう この見えない糸を 誰かの指に 触れるような夜もあるから 気まぐれだった運命でも いつかは 報われる出会いを用意してる 小さな明かりをただ 灯すような気持ちだけで 未来を探してゆく 笑われても笑っていられる いつしか描いていた夢と違う 今を生きていたって 悪くないわ 夜風は優しい場所へ吹いてる かなしみの予感に きっと負けないように 思い出は出来てる そっと煌きながら 小さな強がりでも 前を向ける魔法になる あなたに誇れるような 物語がまだ描けるなら 泣いたり愛されたり生きてみるよ 星のないこの街で 繋がってる この空の下に 明日はあるの