夜明けの空が口吻する 街を見降ろす したたかに生き延びてる 明日に目が眩みそうだね さよならなんて言わせはしないと くれる微笑み 残酷なルージュの跡 残す想いを見せつけて 未来のふたりを見る まなざしが今は怖いよ 僕には待つ女性がいる 出逢った時に話したのに 君の胸で僕は眠れない 求めすぎる危険な予感 紅い爪が首筋を狙う たった一夜が永遠のあやまちに 君は僕の腕を離さない 白い肌の魅惑に抱かれて そして全部 奪われてゆく 君は独りで愛を捜り出したから 今更なんて切り出せばいい? 逢わないつもりを 消えて欲しい 忘れて欲しい 綺麗なままで終わらせて はしゃいで脱がし合った 服を今冷めて着込めば 憂鬱なシーツの影で 潤む瞳がナイフになる 君の胸で僕は眠れない 汗の中に危険な予感 紅い爪が約束せがむ たった一夜の夢はやがて悪夢に 君は僕の腕を離さない 平凡な日々 君はもぐりこんで そして全部 壊されてゆく 浮き彫りになる ただ僕の弱さだけが 君の胸で僕は眠れない 求めすぎる危険な予感 紅い爪が首筋を狙う たった一夜が永遠のあやまちに 君は僕の腕を離さない 白い肌の魅惑に抱かれて そして全部 奪われてゆく 君は独りで愛を捜り出したから