空飛び込んでほら戻ろうよ 跡見てないで消し去ろうか 喉は苦しいかもしれない けど軽くなっただろ また今日も屋上に立って 声を出せない青年は 鳴らない楽器を掻き鳴らす 日々に慣れてしまい泣く事を忘れ 今日は駅のホームに立って 黄色の線を知らずに 歩く 前は 暗く分からず 喉が乾く 空飛び込んでほら戻ろうよ 跡見てないで消し去ろうか 前は向かなくたっていいんだ 何も無くていい 明日見てないで今生きようよ ソーダ飲み込んでほら泣いてみよ 喉は苦しいかもしれない けど軽くなっただろ 少年は青年に言った 大丈夫 戻っておいでよ 少年は震えた声で 辛かったと泣きわめき 今飛び込んでほら戻ろうよ 跡見てないで消し去ろうか どこも向かなくたっていいんだ 何も要らないよ 明日見てないで今生きようよ 君は弱いよほら泣いてるよ 辛かったよね もう大丈夫 一緒に歩こう もう大丈夫 独りじゃないよ