昔私が小ちゃな時 父さん竹とんぼつくってくれた 母さんにしかられ泣いてた私に 父さんゴツゴツ手の平で くるくる竹とんぼ回すと飛んだ 青い空に高く飛んだ 私もマネして小ちゃな手 くるくる竹とんぼ回してみたが すぐに地面に落ちてしまう いくらやっても私には くるくる竹とんぼ空には飛ばず 泣いては父さん 困らせた あれから父さん どこかに行って 母さんもどこかに行ってしまい 私は一人くらい部屋の中 私は父さんのつくってくれた くるくる竹とんぼ手に持って 知らない人と町から町へ 今でもこうして私は一人 くるくる竹とんぼ回してみるが やっぱり空には飛んでいかない やっぱり空には飛んでいかない やっぱり空には飛んでいかない
