小さい頃から泳ぐのが苦手で 呼吸のコツがつかめずにいたんだ 君との日々がそれを思い出させて 言葉たらずが溺れる原因で 飛び込む前からながめてこわがって 深さと 高さにためらってばかりいたけど 君の海へと 僕は飛び込む こだわりをぬぎすてて 裸でじゃれあえば まるで世界は 未知の領域 どこまでも潜ってみよう 苦しくてもそれが君との世界 悪くいえばそれは君の身勝手で 泳げない僕にはそれは酷で だけどいい加減二人でわかちあって 同じ景色を基準にしないと 地図よりも広い どこまでも水平線 みとれていたんだよ 泳げなくてもいいから 君の海へと 僕は飛び込む おしゃれも濡れたって じゃれあえば忘れる そして二人は たちまち溶け合い 上も下もなくなる 意識も理想も 深く 深く そして 浮かぶ 息をただし 何度も 何度も 君の海へと 僕は飛び込む こだわりをぬぎすてて 裸でじゃれあえば まるで世界は 未知の領域 どこまでも潜ってみよう 苦しくてもそれが君との世界
