僕にできること 何か一つでもあるか? まあいいやそんなこと お前といれば幸せ 東京の空は 赤錆びた夏の足跡 落としてきた二人の影を 焼き尽くすみたいだ 始まりは銀の蝶が舞い 夕暮れは電信柱 いつもそうやって失くなった 何処か遠くへ行ってしまえたら バイクでも買ってお前を乗せて こうやってずっと 歩いていけたらいいけど この季節静かな風にも さらわれそうで 夕暮れは風に枯れ葉舞う ポケットの中の小さな手 少しだけ強く握った 何処か遠くへ行ってしまえたら バイクでも買ってお前を乗せて 何処か遠くへ行ってしまえたら バイクでも買ってお前を乗せて 何処か遠くへ行ってしまえたら 何処か遠くへ 何処か遠くへ