AWA

散り菊

Track bytipToe.

82
0
  • 2024.06.19
  • 4:14
AWAで聴く

歌詞

開いてく空に溶け込んでく雲 カーテンの隙間を覗く ひんやりと冷たい床を撫で歩く 待ち合わせのバス停まで 行かなくちゃ キラキラと光る水面揺らし 生い茂る緑駆け抜けて 遊び呆けた公園ももう 遊具のない草原になった 僕らの見上げた青い空は 遠くで見えていたはずなのに 背伸びして、繰り返して 真っ直ぐにそう、手を伸ばした 軽快なステップで踏み出して 日向を駆けてく 暑いも涼しいも独り占め 流れてく汗も 時をかけながら進み出した 1歩が彩ってゆく 自分のことも分からないまま 進んでいたあの頃の自分へ 流れてく川に跳ねる笑い声 僕らだけが知ってる秘密基地へ 一緒だよ 心配しないで 近道は商店街と 路地裏を並んで歩いた帰り道 ぱちぱちと弾ける線香花火を眺め まるで砂時計のようで 時よ止まってと願う 僕らを横目に沈んでゆく 夕日に問いかける 夏の香りももう次の風に 乗せられ去るのか 時をかけながら思い出した 特別に変わってゆく 今、巡ることの無い日々を この目に映して町を出ようか 遠くに伸びてく君の影を 僕は追いかける ことが出来なくて でも今はこのままでいよう 僕らの過ごしたこの夏の アルバム作って 真夜中の校舎からの景色は 内緒でいようね カラカラと鳴らす足音も 散りゆく花火の音も そう僕らだけの夏だから 次の季節へ走り出そうよ 見上げてた空に色づいてく雲 アルバムのページを閉じた

このページをシェア

tipToe.の人気曲

tipToe.のアルバム

tipToe.
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし