夏服につつまれた街角で 仲間と歩いてる あなたを見つけた 向かいあうように立った交差点に 痛いほど視線が まっすぐにのびてく 声を嗄らし応援した 寒い朝のスタジアム 呼び捨ての名前どこにいたって とどいてた 強く強く恋した あの気持ちは消えない さよならじゃ何も 終わらなかった 青に変わるシグナル 抱きしめたいよ ほんとは誰より 似合わないから嫌だと言ってた エリのつまってる シャツを着ているね 「そこにいろよ」と大声 ひびかせて 飛んでくるとこだけ 変わっていないけど ほほをうんとたたきたいよ 笑顔やけに明るくて もう一度逢えるチャンスをばかね 願ってた 遠く遠く離れて そしてあとかたもなく 新しい時間 うずもれてゆく みんなあなたのせいと なじりたかった あの日の私も 強く強く恋した あの気持ちは消えない あなたがどんなに 忘れていても 次の青いシグナル 今日はあなたが 見送る番なの 強く強く恋した あの気持ちは消えない さよならじゃ何も 終らなかった きれいな横顔だけ 残してあげる 陽射しの向こうに