青い空虚 伸ばした手 するり抜けた ぬるい風 国鉄と蝉の声 夏ノイズ焦らせるの 駆けていく錆びた町 世界が私を透かす前に 連れ去って遠くまで 行く先なんて何処でもよかった 稜線に囲まれたここが 世界の全てだった 誰にも言えない孤独に名前をつけて 稜線に囲まれたここが 世界の全てだった 誰にも見えない孤独を君が見つけて 上がった息を 勝手に殺さないでいて 私はここにいるよ 静かに叫んだ声 夏に溶けた 忘れないで 駆けていく錆びた町 世界が私を透かす前に 連れ去って遠くまで 君も私も愚かだったんだ 諦念と焦燥で 過ぎていく夏休み 離れてもいつかまた 空を笑えれば 踏切と蝉の声 存在を揺らす陽炎が 連れ去る記憶と季節に君を探して
